Rules試合のルール
使用する機器・戦術表について
ロボット
- Proro(プロロ・富士ソフト(株)製)
※Windows10がインストールされているパソコン(ぷろろメーカーを動かせる)が必要です。
- 仕様:
- 寸法:W60mm x D65mm x H45mm以内
- 重量:70g以内
- 電源単4形電池×2(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)
- 駆動方式タイヤ2輪駆動
土俵
- 土俵のサイズは次のとおりとする。
仕切り
- 仕切りの位置は、以下の①~⑥の中から選び「戦術表」に記入する。
試合の方法
- 主審・副審を置く。(勝敗 D/H/I、膠着状態 Eの判断は審判に委ねる)
- 試合は3本勝負とし、2本取得した方を勝ちとする。ただし、参加を楽しみにしている児童生徒の交流の機会であることや、技術賞に繋がる可能性があるため、2本先取しても3試合目は行うものとする。
- 1対戦の試合時間の上限は3分とする。
- 土俵から相手を押し出した(脱輪)、土俵上で相手の車輪を浮かせて走行不能にした、相手が自ら土俵外に出たり脱輪したりした場合には勝ちとし、1本を与える。
- 膠着状態(互いに組み合った状態または押し合いでの個体差による微細な動き)が10秒以上続いた場合は、審判の判断で試合を中止して取り直しを行う。審判は、10秒のカウント開始時に「膠着」を宣言する。一定の動きで勝敗の見込みがない場合でも、相手が土俵から出ずに粘っている状態が続いている際には3分ルールに則る形とする。
- 取り直しの際は、仕切りの位置を変更する。(事前に登録する)
- 取り直しは2回までとし、取り直しの度に仕切りの位置を変更する。(事前に登録する)
- 取り直しを2回行っても勝敗がつかない場合は、立ち合いのロボットの向きを①の位置で前後逆にして対戦する。それでも勝負がつかない場合は、引き分けとする。全て引き分けだった場合は、主審がサイコロを振り、出た目の大きい方を勝ちとする。
- 1勝1敗1引き分けの場合は、勝った試合時間の短い方の勝ちとする。
- 試合中、明らかに停止状態(単独で10秒以上停止した状態または開始から10秒以上動かない状態)が続くプログラムは禁止する。(大会前に大会事務局が動作チェックを行う)
試合の流れ
- 主審と副審は、事前に登録された仕切りの位置にロボットを置く。
- 主審は「レディ ゴー」の合図でプログラムを開始させる。
- 副審は主審の「レディ ゴー」の合図で試合時間の計測を開始する。
- 試合が終わったら、ロボットを回収してプログラムを停止させる。勝ったチームが分かりやすいよう、カメラにチームのロゴマークを向け、勝ったチームの個体名を伝える。
プログラムの規格
- 試合に使うプログラムは始めに、「はじめる」ブロックの下に「1秒おきにブザーを 1000Hz で 0.05 秒間4回鳴らし、1秒待つ」プログラムを入れる。その後、自分の動かしたいプログラムを入れる。(下図参照)
1.メソッドブロックを使う場合
2.メソッドブロックは使わない場合
※プログラムは、プロロを動かすソフト「ぷろろメーカー」をダウンロードして作成を行う。 - プログラムのロボットへの転送は大会事務局が一括して行う。
ロボットについて
- 大会で使用するロボット及び土俵は大会事務局が用意する。
- ロボットの上面に識別のためのチームロゴマークシールを貼る。チームロゴマークシールの デザインは各校で作成し、大会事務局に戦術表と合わせて送付する。
- 1台のロボットにつきプログラムを1~3つまで入れて良いものとする。
- 電池の消耗による個体差が出ないようにするため、1試合ごとに新しい電池に取り替えるものとする。
プレ大会の試合ルールについて
- 相違点
- 個人戦(ニックネームを使用)になります。
- 提出されたプログラム3つで1回戦ずつ計3回戦勝負します。
- 戦術表が異なります。こちらからダウンロードお願いします。